江刺は日本を代表する近代文学者や、芸術家の“ゆかりの地”である。 文学では、詩人で童話作家の宮沢賢治、劇作家の菊田一夫、炎立つの高橋克彦、小説家の川端康成が江刺を訪れ、その風土や体験を何らかの形で作品に残している。 さらに詩の分野では、戦前・戦後に中央の詩壇で活躍し、その後、岩手の教育界に貢献した佐伯郁郎が市内の米里出身。また、同じく詩人で晩翠賞を受賞した宮静枝模市内広瀬の出身である。 芸術の分野では、日本で初めて「白鳥の湖」を上演したバレエダンサーの小牧正英は市内岩谷堂出身。日本画家の及川豪鳳は市内岩谷堂出身。歌手で作曲家の日本のポップスの父大滝詠一は市内梁川出身である。 ここでは、そんな人々を研究している「江刺人」を紹介してみたい。

故郷の“時”を訪ねて


出版のすすめ

自分が体験してきた様々な出来事、活動などを子供や孫の世代に伝えるために、もうひとつの財産─「本」を残しませんか。編集印刷につきましては、(有)江刺プリント社へいつでもお気軽にご相談ください。